外傷 アロエ で症状を改善する方法です。アロエを使って頭皮をマッサージする方法も紹介していますが、外用としては、むしろ切り傷や虫さされなどの外傷への効果のほうが一般的です。
葉肉に含まれるアロエチンには消炎作用や鎮静作用、殺菌作用があります。葉を切って葉肉のゼリー部分を直接、患部に塗るだけでいいという手軽さ指示されてきた理由でしょう。
ただし、使い方は、外傷の種類によって異なりますので方法を間違えないようにしましょう。
汁液をつける時の注意
まず、切り取ったアロエの葉を念入りに洗うことです。さらに切り口の部分は熱湯をかけて殺菌します。
これは、アロエの葉に雑菌がついていた場合、患部に直接つけるとさらに悪化させてしまうケースがあるためです。
すり傷、切り傷
殺菌力があるのは、葉肉の部分。表皮には、雑菌がついていることもあります。葉を切ったらまず、切り口を熱湯消毒します。その切り口からにじみ出る液汁を患部に塗ります。
やけど
まずは、患部を冷やします。水道などの流水で冷やすのが手軽です。それから、熱湯をくぐらせたアロエの生の葉を輪切りにしl、切断面を患部に当ててガーゼや包帯などで止めます。アロエが乾いたらマメに取り替えるようにします。
虫さされ
腫れたりかぶえれたりした部分に液汁を直接つけます。乾いたらまた塗るという作業を繰り返します。やけどと同様に、葉の切断面を貼っておくのもいいでしょう。
口内のけがや鼻の中などの傷
口内炎や歯槽膿漏をはじめ、鼻、耳など液汁をつけにくい部分にできた傷の場合は、葉肉から液汁を絞り出し、脱脂綿や綿棒などにしみこませて患部に塗ります。
皮膚の弱い人
アロエは、皮膚の弱い人に刺激が強すぎる場合があります。液汁をつけてちくちくするようであれば、葉肉をすり下ろして使います。
すり下ろして、しばらくすると、うわずみ液と沈殿物に分かれるので、うわずみ液は、生の葉よりも刺激が少なく安心して使うことができます。